みなさんこんにちは。
最近ICHCOのサインを町中で見かけるようになりましたが、使っていますか?
なんだか気になるけどよくわからないからいいやと思っている方も多いのではないでしょうか?
そして市川市のサイトを見てみてもいまいちピンとこないかもしれません。
でも実は使ってみるとかなりお得ですので、今回はICHICOがどういうものか解説したいと思います。
ICHICOとは何?
イチコは市川市が地域振興のために使っているデジタル地域通貨です。
事前にチャージをして買い物や飲食に使うことで最大20%のポイントバックがあります。
以前よく使われていたプレミアム地域振興券に似ていますね。
地域振興券は購入時にすでにプレミアム分が上乗せされていましたがICHICOは支払った後に還元分のポイントバックがあります。
そのポイントは1ポイント=1円として使用できます。
ICHICOの使い方~事前準備
イチコはQRコードでのキャッシュレス決済の一種です。
まずはCHIICAというアプリをインストールします。
ちょっと紛らわしいのですが、アプリ名は「イチカ」ではなく「チイカ」です。
市川市だけではなくいろいろな所の地域イベントで使用するアプリのようです。
このアプリ名をちゃんんと覚えておかないと、いざ使おうと思ったときにアプリが探せません。いくらスマホ内でICHIKOを探しても見つからないからです。アプリ名はICHIKOではなくCHIICAです!
CHIICAアプリをスマホにインストール
iPhoneとAndroidのそれぞれのバージョンがあるのでインストールします。
そして会員登録をします。メールアドレスや住所などの登録をします。
chiicaのアプリ自体はいろんな地域通貨で使えるので間違った通貨にチャージしてしまわないように注意しましょう。
市川市の住民の方であれば、住所を入力しただけでichicoの画面になるはずですが、市川市市外に住所があって市川市に通勤されている方などは自動でichicoの画面にはならないと思います。その場合は自分で地域(地域通貨)を選ぶことになりますのでお間違え無く。
逆に言えば我々市川市民が他の地域に行ったときにこのアプリを使って、地域デジタル通貨を購入することもできるのです。
ICHICOのチャージ方法は2つ
チャージの方法は2通り。
クレジットカードとセブン銀行ATMでの入金です。
クレジットカードの場合は登録したクレジットカードから入金できます。一度登録すれば次回からはカード情報を入力する必要はありません。ただ3Dセキュア認証が必要なので、使ったことが無い方は事前にクレジットカード会社で設定しておく必要があります。
こちらはMUFGの例ですが、ご契約のクレジットカード会社によって設定は異なります。
セブン銀行のATMの場合は、ATMで表示させたQRコードをアプリで読み込んで連携してからATMで入金します。現金での入金の場合はセブン銀行ATMを使用してください。
ICHICOの使い方~お店での支払い
お店での支払いは基本的にはアプリを使います。
- 1.店頭のQRコードを読み込む
- 2.支払金額を入力する
- 3. ボタンをスライドして支払い完了
還元ポイントは支払いのあと獲得できます、実際いくらのポイントが還元されたのかはアプリの”内訳>取引履歴を確認”で確認できます。
アプリが使えない人はICHICOのカードを入手しよう
画像参照市川市HP
ここまでアプリでのやり方をご案内しましたが、スマホはちょっとハードルが高いという方は市川市市役所でICHICAのカードを入手することもできます。
その場合のお支払いはカード記載のQRコードをお店の端末でスキャンしてもらうという手順になります。
ICHICOの還元率はどれぐらい?
画像参照市川市HP
実施期間は平成7年2月28日まで(予算がなくなり次第終了)でポイントの使用期限は平成7年3月31日までです。
通常期間(平成7年2月28日まで)
中小企業・個人事業主→5%
大企業店舗→1%
まあまあですね。
公共事業らしく年度末でいったん終了して、また次年度は次年度で予算確保するってことでしょう。
しかし平成6年11月1日~平成7年1月31日は「市制施行90周年記念キャンペーン第2弾」で還元率が最大なんと20%で還元ポイントは最大6000ポイントとなっています。お得ですね!
ただし、これには注意点があります。
最大20%というところがみそで、必ずしも20%還元ではありません。店舗の業態によっては5%しか還元されないお店があるのです。
中小企業・個人事業主→20%
大企業店舗→5%
となっています。
例えば個人商店では20%還元でイオンのスーパーなどでは5%還元というイメージです。
そこまではいいのですが、似たような業態でも洋麺屋五右衛門は5%なのに対し、ポポラマーマは20%還元です。またユニディーは20%でニトリは5%。さらにスギ薬局は20%でマツモトキヨシは5%となっています。えっ???って思いますよね。とても不思議ですね。
もっと紛らわしいところでは「デイリーヤマザキ 市川駅前店」は5%で「デイリーヤマザキ 市川塩浜駅前店」は20%の還元率になっています(笑)
以上のことから判断するに大手のチェーン店でも、経営が直営なのかフランチャイズなのかでも違うようです。フランチャイズだとオーナーが個人事業主、もしくは法人でも数店舗程度の経営なら中小企業に当たるでしょうし、20%還元店舗になるということでしょう。
いずれにせよ20%還元店舗には店頭にポスターは貼ってありますので間違えないようにしましょう。
また個別店舗の還元率はこちらのリストでもチェックできます。
今回のキャンペーンは総額一億円の還元予算に到達次第、早期終了もありますので、お早めにご利用ください。
ICHICOの利用は買い物のポイント還元だけではない
今回は主にICHICOの買い物に対する還元のお話をしましたが、ICHICOのポイントはいろいろなキャンペーンに参加することでも獲得できます。
たとえばボランティア、お祭り、健康増進キャンペーンなどに参加すると、ポイントをもらえたりします。
そのポイントもお買い物に使えます。
今後色々な公共イベントで使われると思いますので、見かけたら参加してポイントゲットしてくださいね!
まとめ
今回は市川市の地域通貨ichicoについてご紹介しました。
ichicoは市川市のデジタル通貨でQRコード決済の一種です。
お得なポイント還元があります。
通常期は1~5%の還元、現在は5~20%の還元が受けられます。
クレジットカードを使用またはセブン銀行ATMで現金を入金できます。
ポイントは支払った後に還元されます。
各年度ごとの予算で実施しているので今年度のポイントは3月31日で使えなくなるので注意しましょう。